高速な10GBase-Tネットワークへの接続アダプターとしてご好評いただいているOWC Thunderbolt 3 10G Ethernet AdapterがThunderbolt 4対応の「OWC  Thunderbolt 4 10G Ethernet Adapter」にモデルチェンジしました。2025年12月5日に発売となります。

OWC Thunderbolt 4 10G Ethernet Adapterの概要

Thunderbolt 4 対応となったOWC  Thunderbolt 4 10G Ethernet Adapter(以下、本製品とします。)を旧製品のOWC Thunderbolt 3 10G Ethernet Adapter(以下、旧製品とします。)と比較して紹介していきます。
まずは外観からです。左が旧製品、右が本製品です。筐体は共にベースをアルミとしており、色は黒、表面の質感も同じで、見た目はほとんど同じ製品としか見えません。サイズも80mm × 126mm × 38mm、重さも470g程度とほぼ同じです。

ただ、1箇所だけあきらかに異なる点があります。Thunderboltポート(USB-Cポート)の上に小さな穴が空いています!

これはケーブルをはずれにくくするOWC ClingOn用マウントポイントの穴で、最近のOWC製品には必須アイテムです。(OWC ClingOnは別途お求めください。

以上のように外観の変化はほとんどありませんが、中身はThunderboltコントローラーがIntel JHL6540からIntel JHL9440へ、EthernetのコントローラーがAquantia AQC107SからAquantia AQC113へと最新版のチップセットを搭載しています。

動作環境は、Windows環境では Windows 11以降のThunderbolt 4、Thunderbolt 5、USB4ポート付パソコンで動作。Thunderbolt 3ポートでは動作しない場合がありますので注意してください。Macintosh環境ではmacOS 12以降(Intel系 MacではmacOS 15.x以降)のThunderbolt 3、Thunderbolt 4、Thudnerbolt 5ポート付のMacintoshで動作します。

OWC Thunderbolt 4 10G Ethernet Adapterのいいところ

本製品の特長はバスパワーで動作することと放熱性に優れたデザインを採用していることです。

特に放熱性に関しては、筐体をアルミをベースにし、ファンを必要としない放熱性の優れたデザインを採用しています。この結果、通信速度落ちたり、熱暴走をするということはほとんど見られません。10GbE製品の場合、高い発熱が問題となる場合が多いですが、この優れたデザインによって放熱が上手く行われているようです。

また、ファンの音が発生しませんので、静かな環境が必要な作業現場には最適なアイテムです。

ちなみに、この筐体のデザインは旧製品の姉妹製品である AKiTiO T3-10Gの時から変化していません。AKiTiO T3-10Gの発売が2018年12月ですから、7年以上も変化がないのは、いかに放熱性が優れているかの証明ではないでしょうか。

ベンチマーク速度をチェック!

それでは、本製品の性能をネットワークの最大スループットを測定するiperf3を使用して確認してみましょう。

検証環境は以下の通りです。

【iperf3 クライアント側】
PC: lenovo ThinkPad T14 Gen4      Core i5-1335U /16GB / Windows 11 Home(24H2)
Ethernet Adapter:OWC Thudnerbolt 4 10G Ethernet Adapter
iper3:Ver 3.19.1

【10GbE スイッチングハブ】
NETGEAR XS708Ev2

【iperf3 サーバー側】
PC: msi Vector 16HX AIA2XWHG      Core Ultra 9 275HX /32GB / Windows 11 Pro(24H2)
Ethernet Adapter:OWC Thudnerbolt 3 10G Ethernet Adapter
iper3:Ver 3.19.1

上記の環境での計測結果は以下の通りです。(クライアント側のスクリーンショット)

平均9.77Gbpsと理論値10Gbpsに迫る素晴らしい結果を得ることができました。

これならば、10GbEネットワーク環境でファイル共有を実行すれば、かなりのデータ転送速度が得られると期待されます。サーバ側PCのファイル共有をオンにして、クライアント側PCでストレージのベンチマークでお馴染みのCrystalDiskMarkで転送速度を計測してみました。

おお、シーケンシャル(連続)リード/ライトに関しては1200MB/s以上とUSB3.2 Gen2(10Gbps)のストレージ以上の結果が得られました。すごいですね。

本製品は10GBase-T 10GbEネットワークだけでなく5G/2.5G/1G/100M Base-Tに対応しています。最新のPCに搭載されるLANポートには2.5GbE 仕様となっているものが多くなり、今回のサーバ側PCに使用したmsi Vector 16HX AIA2XWHGにも2.5GbEのLANポートが搭載されていました。そこで、スイッチングハブを2.5GbE製品(NETGEAR MS105)に置き換えて、2.5GbEネットワークでもiperf3とファイル共有による転送速度の検証を行ってみました。

まずは、iperf3の結果から

平均2.33Gbsと規格に近い速度が出ています。またファイル共有によるCrystalDiskMarkのベンチマークでは

ちょっと前のSATAのSSDなみの転送速度が得られました。これでしたら、10Gネットワークの導入にはまだ早いかなとお考えのユーザ様でも将来を見据えて本製品の導入を検討されても良いのではないでしょうか。

ホームオフィスなどでプロフェッショナルが使用するのにおすすめのネットワークアダプターです

ここまでご覧いただいたとおり、本製品はACアダプターが不要なバスパワーで動作しますから持ち運びにも便利で、しかもファンレスによる動作音のない静かな環境を提供し、それでいながら大容量データを非常に高速な転送を実現するネットワークアダプターで、プロフェッショナルにおすすめできる製品です。

以上、OWC Thunderbolt 4 10G Ethernet Adapterのご紹介でした!
本製品は2025年12月5日発売予定です!

OWC Thunderbolt 4 10G Ethernet Adapter ¥44,000(税込)

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